寿司職人(修行中)の日々BLOG

寿司屋にくるお客様との会話の記録

天気の悪い日

天気の悪い日にはあまりお客様はやって来ません

どの飲食店も似たような感じなんだろうと思い、今日も仕事に立つのですが

ちょっと不思議なお客様が多くなるのも

決まって天気の悪い時だと決まっている(自己調べ)

 

 

初めに言っておきますがお客様が嫌いとか、めんどくさい客とかではありません

 

そんなこんなで今日のお客様とのお話は

なんでもかんでも頷いてくださるお客様のお話です!!と言っても

それが全てで他に書くことがない、、、、

 

そのお客様は。

天気が悪いから歩いてきたといい

カウンターに座るや否や突然ウンウンと頷き始め

私のどんな話も必ず相槌なのか癖なのかわからないが

とにかく首を縦に振るのが好きな様

 

若干怖い感じがしましたが

その後、たわいもない話をして

そのままの感じを保ちながらゆっくりと家路に

帰ったとのこと

 

 

今回は全くてほど内容もない話になってしましいました

 

 

お金持ちのお客様(偏見でお話)

お金持ちって一体なんなのでしょう

社長さんや会社の役職者、地主、投資家、などなど、、

 

世の中には私たちが想像もできないほどお金を自由に使える人がたくさんいるみたいです

 

みなさんはお金持ちの方と聞いてどのような人物像を持っているのでしょうか??

 

最近になって自分なりに考えが出てきたのでここに書かせていただきます!

 

全ての人が当てはまるわけではないですが

このお金をたくさん持っている人は何より

人の話をよく聞いてくれる人が多いのですよ!!

 

何年かこの仕事をして色々なお客様とお話していますが

このタイプのお客様は本当に聞き上手

自分より二回り以上年の離れた若造(私)の話を興味を持って聞いてくれたり

周りのお客様の話も聞き耳を立てている

そして自分の意見はサラッと言い

決して押し付けたりしない

 

本当に嫌味など全くないし、人を惹きつける何かがあるのだろう

そのような人の周りにはたくさん人も集まるし

助けてあげたい、手伝いたい、一緒にいたい、ついて行きたい

この流れがあるから自然と仕事などもうまくいき

結果、お金としてその人に還元されるのだろう

 

これが、私が最近行き着いたお金持ちの正体です。

 

いかがでしょうか??

かなり自分の偏見で書かせていただきました

なので私はまだまだお金持ちにはなれないでしょうね、、、、、

 

お金欲しいなぁ、、、、笑

 

 

後継者 

自営業で生計を立てている方は多くいらっしゃいますが

やはりそこでよく上がる話が、後継者のお話し。

 

とある小さな建設会社の社長さん

いつもここでどうしようと悩んでいる様子

よく聞いてみると

「後継者はいる(息子)だが任せるのにもまだまだなんだよ

本当に会社を継ぐってゆう意味をわかっているのか??・・・・」

 

まだまだひよっこな私には遠い話なのかいまいちなんと言っていいのか

しかし息子と自分は同い年らしく

どうゆう考えを持っているのか教えてもらいたいみたいです

 

仕事なのでやるしかないといえばそれまでだし

いやならやるな、会社を畳んでしまえば?と簡単には言えますが

従業員にも家族もいるし守る人もいる

会社一つなくなるとその全員に被害がくる

そこまで考えられるのか?

 

正直、無理ですね・・・

 

今の自分にはこの話をうまく返せることは無理です

これは年齢と経験を積みやっと話ていいことなのでしょう

 

他の話で少しでも気分が晴れやかになるのであれば

私は喜んでお話を聞いて、寄り添い

いつか先の話の結論を出せるような人間になれればと思う今日でした

 

 

 

捨てられないもの、捨てちゃいけないもの

お題「捨てられないもの」

 

お題を出された方が色々描きやすいので今回は「捨てられないもの」でいきます

 

お客様からいただいたものなんかは大抵「捨てられないもの」になってくるのですが

よく貰うのは野菜やお菓子なのでそのまま従業員みんなでお腹にGO!なので捨ててはないです、、

 

たまにいただくのが置き物系

七福神。干支。熊手。旧札の額つきのなんか。飾り皿。お花。などなど

数えると結構いただいでます

 

その中でも印象だったのは

近くのお寺の和尚さんからいただいた小さなお札ですかね

自分がまだ一年目くらいの時に

「入社祝いだ!持ってれば仏様が守ってくれる」

確かこんな感じでいただいたと思います

財布に入るくらいの小さなお札なので毎日持ってろと言われ

現在も入れています

 

その後も来る度に「お札はしっかりと入れてますよ」と伝えると

「よし!!」嬉しそうにお酒を飲んでいました

 

しかし半年前くらいからパタっとこなくなり

最近になりお寺の近所の方から

「和尚さんね死んじゃったの末期のがんだったみたい」

 

コロナ禍もありなかなか顔を出せなかったらしく

そのまま天国に言ったとのこと

 

働いてる年月がたてばこんなこともあるだろうと思っていましたが

やはり慣れないものですね

人生は巡回されてくもの仏教で言う所の輪廻転生と言ったところなのか

 

どこかで見てくれてることを思い

もらったお札を捨てずに

しっかりと今日も仕事をしていきます!!

 

 

 

サラリーマン営業まわり

いつもは夜の話ばっかりなのでたまにはランチの時にの話でも

書いてみようと思い立った日でございます

 

とは言ってもお昼はみなさん忙しい方が多く

仕事の昼休憩に急いできて帰っていく

なので話をしている時間があまりとれません

世の中のサラリーマンは大変なのです

 

その中でもうちのお客様で多いのは

営業周り中の方

毎週決まった曜日に来てくれる方や

月1ですが毎回違う人を連れて食べに来てくれる方など

色々ですが決まって同じことを言います

 

「営業周りの特権は郊外の店に来れることだね。」

「また、夜にきてゆっくりと飲みたい」

 

気持ちはよくわかります笑

忙しなく食べるのはこの職種だと日常茶飯事ですが

腹一杯にならないし。美味しいとも感じない

仕事終わってから食べる安い惣菜の弁当の方がうまく感じる時が

あるのだから不思議なものです

 

 

いつか夜にご来店してゆっくりとお話ししてみたいものです

まぁ大抵が仕事の愚痴なんでしょうが。。。笑

 

 

休みの日のちょっとした怪談話

板前さんなどと言われてカウンターに立てば

それなりに箔があるみたいに見られたりもしますが

 

外に出ればただの一般人です笑

「元々一般人なのですが、、」

 

ですが周りの街並みがそこまで広いわけでもないので

声をかけられたししたりもしますし

お客様を見かけたりもします

 

次来たときにでも話してみようかなど思ったり

こっちが見てるだけで向こうが気づいてないとかは良くあったりします

(白衣脱ぐと意外にわからないみたい)

 

その状況になり次お越し下さった時にこちらからその話をせずにお客様が

「この間ね〇〇ってところに行ったんだけどさーー」と

言ったあたりで

「そこって△△で□□が美味しいんですよね」

「よく知ってるね〜〜〜』

だってそこに居ましたから」

 

若干のホラー笑

大抵驚いて箸が止まります笑

こんなこともたまにやって和んで帰っていただければ

こちらの休日も充実した日になったことでしょう

 

これは街のお寿司やさんがよくやる手法だそうです

 

大親方からの教え (本当かどうかわからないですが)

 

寿司屋さんはどこまでやってもそれは変わらないみたいです

 

 

 

 

コロナ禍の新しいお客様

うちのお客様はどちらか言うと

年配の方が多い傾向にあります

 

しかし昨今のコロナ禍とゆうこともあり

あまり年配のお客様は来なくなってきた印象です

(後で聞いたら「うつると取り返しがつかないので出歩けなかった」のが原因だったみたいです)

 

その反面若いお客様が増えてき

そのうちの1人.22~25歳くらいのお兄ちゃんがよく来てくれて

多い時には週に3〜5回

うちではにぎりの他に、海鮮丼やちょっとした焼き物を提供しているので

それを腹一杯に食べて帰る。こんな感じのがここ最近続いています

 

そのお兄ちゃんが珍しくお酒を飲んで少し気分が良くなったのか

いろいろ話してくれまして

 

Q なんでこのお店に来てくれたの??

A 「家が近く歩いて来れるから。

しかし寿司屋の暖簾をくぐるのはかなり勇気が必要だった

でも入ったら全然緊張もしないし何より美味しかったから何回も来てます!!」

 

後半部分は本当に素直に嬉しかったです

しかしやはり前半部分が引っかかりましたね

確かに寿司屋さんに限らず暖簾の掛かってるお店に初めて入るのは

結構勇気もいるし、若い子なら尚更

 

それでも来てくれた

この次世代のお客様を大事にしないといけない!!

 

いつか彼にも家族ができ

その子供とかにも会えたらなーーとか

楽しみは増えていく物ですね